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タミル新年と宙の乙女〜タミル暦その③〜
気がつかないくらいの速度で動いているタミル暦 今年(2021年)のタミル新年は4月14日。でも1000年ほど前は、3月の終わりだったらしい。どういうことかというと、タミル暦は、1000年に半月(約15日)という、人間の寿命では実感できないくらいゆっくりした... -
マールガリの乙女はパングニの花嫁に~タミル暦その②~
で、マールガリ月は一体いつなの? 神様に恋した少女アーンダールが乙女の誓いを立てたマールガリ月とその謎について書いたのは、タイ月(1月中旬〜2月中旬)のはじまりに行われる収穫祭ポンガルの数日前。ぐずぐずしているうちに、タイ月もマーシ月(2月中... -
マールガリは、花咲く乙女の恋の月〜タミル暦その①〜
12ヵ月のうちでどの月が好き? 四季のうちでいつが好きかという質問は割とよくあると思うけれど、何月が好きかという質問はあまりされた記憶がない。でも、日本のようにはっきりした四季のないマドラスで過ごすうちに、季節より月を意識するようになってき... -
暮しの手帖 4世紀94号 「南インドの女性と、祈りのコーラム」
2018年5月25日に発売された、『暮しの手帖 4世紀94号』(リンクをクリックするとAmazonのページにジャンプします)の特集記事 「南インドの女性と、祈りのコーラム」の取材を担当しました。文章はイラストレーターの塩川いづみさんで、写真は在本彌生さん。... -
TRANSIT35号 夢みる南インドとスリランカ
2017年3月17日に刊行された『TRANSIT 35号 南インドとスリランカ スパイス香る楽園へ』(リンクをクリックするとAmazonのページにジャンプします)に「女神アーンダールに導かれて/シュリヴィッリプットゥール」を寄稿しました。写真は在本彌生さん。... -
恋する乙女のスイートポンガル
ポンガル──勢いよく茹でこぼして吉兆を願う タミル暦の10番目の月にあたるタイ月(1月中旬〜2月中旬)の初日(今年は1月15日)は、太陽の神に豊作を感謝する収穫祭、タイポンガルの日。この日から太陽は北に向かうとされ、新米と豆を牛乳とジャガリー(未精...
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